【英】normal distribution
正規分布とは実際のデータを元に作成された分布ではなく理論的に導かれた分布で、左右対称の釣鐘型のヒストグラムを持つ。平均から±1標準偏差に入る割合が68.3%、2標準偏差に入る割合が95.4%などの性質を持つ。発見者の名前からガウス分布 (Gaussian Distribution) とも呼ばれることがある。偏差値とは平均を50、標準偏差を10となるよう各データを変換し、集団内における各データの位置を表した値をいう。たとえば偏差値70は平均+標準偏差×2として計算される。正規分布の仮定を置くことによって、偏差値からそのデータが全体の上位(ないし下位)何パーセント以内に含まれるかを知ることができる。