飲料メーカーでは企業名を冠にしたウェブサイト(いわゆるコーポレートサイト)の他にブランドごとにウェブサイトを運営しているケースが少なくありません。
缶コーヒーの7つのブランドサイトについて、Reach Nextを使用して視聴率を調べてみました。
視聴率調査概要
- 調査目的:缶コーヒーのブランドサイトの視聴率を調べる
- 調査期間:9月20日~10月2日
- 調査対象:缶コーヒーのブランドサイト
調査結果
上図は、7ブランド全体の視聴者数とその中で視聴率が最も高かったブランドGの視聴者数です。ブランドGは缶コーヒーブランド視聴者全集合において61%という大きなシェアを占めています。
さらに各ブランドの閲覧回数を見てみましょう。
こちらもブランド全体とブランドGの閲覧回数です。ブランド全体に比べて閲覧回数が多く、2回以上の人が約37%(全体は30%)、7回以上の人も約7%(全体は6%)います。ブランドGは視聴者数が多いだけでなく、何度も閲覧する人も多いことがわかります。
このようなコミュニケーション活動において高いボイスシェア(シェア・オブ・ボイス;Share of Voice)を持つ商品はより多くの市場シェアを獲得する可能性が高いといえるでしょう。逆にボイスシェアが低くなったら要注意といえます。
こうした分析はReach Nextの
- 複数のURLについて、視聴者の重複を除く和集合を取る
- URLの組み合わせは自社のもの、他社のものを問わず任意である
という特性を利用したものです。気になる他社のブランドサイトがある方は視聴率を調べてみてはいかがでしょう。
*注:Reach Nextは任意のキーワードによる検索結果、任意に設定したURLの視聴率を調べるシステムのため、設定したキーワード、URL、また調査期間によって結果が異なります。このコラムはあくまでも弊社が設定した調査の結果に基づくものであることをご了承ください。
参考
- ネット視聴率測定システム「Reach Next」の詳細はこちら