コンセプト
事業部制のもと、各事業部が個々にブランドを訴求した場合、消費者に伝わるブランドイメージは統一性のないものとなります。
その結果、コーポレートブランドのイメージは希薄となりがちです。
組織横断的なタスクフォースを作り、経営トップ主導による戦略的な枠組みを構築します。
アプローチ(1) ブランドイメージの現状分析
現状におけるブランドポートフォリオの問題点を明確化するため、コーポレートブランド、プロダクトブランドがそれぞれどのような関連性を持ち、どれだけ相乗効果を発揮しているのか、を分析します(【図1】)。
【図1】ブランドイメージの現状分析
アプローチ(2) ブランド・ポートフォリオのシフト
コーポレートブランドとプロダクトブランドの関連性を高め、コーポレートブランドとプロダクトブランドの間で相乗効果を発揮します(【図2】)。
【図2】ブランド・ポートフォリオのシフト
期待される成果
コーポレートとプロダクトのブランド戦略を全社的観点で統合する機能が実現します。
また、ブランドへの投資に、個々のプロダクト戦略を超えた戦略的判断が加わります。
その結果、コーポレートブランドとプロダクトブランドが相乗効果を発揮しながらブランド価値を向上させるサイクルが定着します。
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