コンセプト
BtoB企業はBtoCと比べコミュニケーションの範囲が狭いため、日常的なメッセージの到達度は広くありません。
また、BtoCのように不特定多数を対象とするような広告宣伝費はかけづらいという制約があります。同時に、コミュニケーション予算が少ないため、シンボルやロゴなどがシステマチックに開発されにくいという状況にあります。
BtoBの場合には、プッシュ型広告によってあらかじめ広範囲な認知を獲得するというよりも、むしろ少ない営業機会を有効に活かすためのコミュニケーション手段としての位置付けが重要となります。
【図1】自社情報にアクセスしやすくする仕組みの構築
アプローチ
以下のようなアプローチを通じて、顧客が自社の情報にアクセスしやすくなる仕組みを構築します。
- 業種や内容による大きなカテゴリーでブランド軸を設定し、ブランドを体系化します。
- 適切なブランド軸の設定が困難な場合、コーポレートブランドの有効活用のあり方を提案します。
- 体系を明確化し、維持するためのルール作りに取り組みます。
期待される成果
- わずかな機能の差などをよりどころに作り上げられた商品の乱立を避け、費用や人員の浪費につながりやすい状況を解決します。
- 少ない営業機会を有効かつ相乗的に活かすためのコミュニケーションの手段としてのブランドの役割を最大化します。