下表は、「デジタルサポート評価指数」をランキングしたものである。
「デジタルサポート評価指数」は、各社のデジタルサポートについて利用経験者の5段階評価と問題解決率をアンケートにより抽出し、その結果に基づいて算出した。なお、調査対象者は各社のデジタルメディア(公式サイト、公式アプリ、LINE公式アカウント)のサポートコンテンツ利用経験者(過去1年以内)とした。
*評価指数の算出方法詳細はこちら
一番評価が高かったのは資生堂(化粧品・トイレタリー)。資生堂は美容情報サイト「ワタシプラス」を通じ、お客さまの「キレイ」を支える情報を豊富に提供している。また、2022年には新会員サービスをスタートし、販売チャネルごとに分散していた顧客IDを一元化。お気に入り情報や購入履歴などが統合され、顧客体験がシームレス化したことも高評価の要因として考えられる。
以下2位はP&G(化粧品・トイレタリー)、3位は同率でAmazonプライム・ビデオ(動画配信サービス)と任天堂(ゲーム機・ゲームソフト)だった。
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順位 企業・サービス名 製品・サービス分野 デジタルサポート
評価指数
(単位:Pt)1 資生堂 化粧品・トイレタリー 66.4 2 P&G 化粧品・トイレタリー 64.6 3 Amazonプライム・ビデオ 動画配信サービス 64.5 3 任天堂 ゲーム機・ゲームソフト 64.5 5 ロート製薬 OTC医薬品 64.4 5 松井証券 証券 64.4 7 花王 化粧品・トイレタリー 64.2 8 大正製薬 OTC医薬品 63.2 8 DHC 化粧品通販・健康食品通販 63.2 10 ライオン 化粧品・トイレタリー 63.0 11 小林製薬 OTC医薬品 62.9 11 住信SBIネット銀行(NEOBANK) 銀行 62.9 13 ユニ・チャーム 化粧品・トイレタリー 62.8 14 イオン銀行 銀行 62.5 15 第一三共ヘルスケア OTC医薬品 61.7 15 小林製薬 化粧品・トイレタリー 61.7 17 ソニー損保 自動車保険 61.2 18 WOWOW 有料放送サービス 61.0 19 サントリーウエルネス 化粧品通販・健康食品通販 60.4 20 ライオン OTC医薬品 60.3 21 アリナミン製薬 OTC医薬品 60.2 21 ソニー(PlayStation) ゲーム機・ゲームソフト 60.2 23 三井ダイレクト損保 自動車保険 59.9 24 オルビス 化粧品通販・健康食品通販 59.7 24 ファンケルオンライン 化粧品通販・健康食品通販 59.7 26 au PAY モバイル決済サービス 58.5 27 ANA(全日空) 運輸・旅行 58.4 27 JAL(日本航空) 運輸・旅行 58.4 27 スカパー! 有料放送サービス 58.4 30 SMBC日興証券 証券 58.1 30 Hulu 動画配信サービス 58.1 32 d払い モバイル決済サービス 57.8 32 セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険) 自動車保険 57.8 34 楽天銀行 銀行 57.3 34 SBI損保 自動車保険 57.3 36 ソニー生命 生命保険/医療保険 56.8 37 ニコン デジタルカメラ 56.5 38 JCBカード クレジットカード 56.1 38 マネックス証券 証券 56.1 38 パナソニック 家電製品 56.1 41 じゃらん 運輸・旅行 55.8 42 PayPay モバイル決済サービス 55.7 42 三菱UFJ銀行 銀行 55.7 42 PayPay銀行 銀行 55.7 45 楽天証券 証券 55.6 46 アクサダイレクト 自動車保険 55.3 47 ドクターシーラボ 化粧品通販・健康食品通販 55.2 47 富士フイルム 化粧品通販・健康食品通販 55.2 49 楽天トラベル 運輸・旅行 55.0 49 東京ガス 電力・ガス 55.0 51 イオンカード クレジットカード 54.7 52 大和証券 証券 54.6 53 オリックス生命 生命保険/医療保険 54.3 54 Netflix 動画配信サービス 53.7 55 エポスカード クレジットカード 53.5 56 かんぽ生命 生命保険/医療保険 53.4 57 アフラック生命 生命保険/医療保険 53.0 58 東京海上日動火災保険 自動車保険 52.9 59 楽天ペイ モバイル決済サービス 52.8 59 エプソン プリンター・パソコン周辺機器 52.8 61 SBI証券 証券 52.5 62 メットライフ生命 生命保険/医療保険 52.4 63 アクサ生命 生命保険/医療保険 52.2 64 ゆうちょ銀行 銀行 51.9 64 明治安田生命 生命保険/医療保険 51.9 66 楽天カード クレジットカード 51.7 66 ディズニープラス 動画配信サービス 51.7 68 キヤノン デジタルカメラ 51.6 69 日立 家電製品 51.5 70 dカード クレジットカード 51.4 71 アイロボット(ルンバ、ブラーバ) 家電製品 51.3 72 イーデザイン損保 自動車保険 51.2 73 野村證券 証券 50.5 74 ダイキン工業 家電製品 50.4 75 セゾンカード クレジットカード 50.3 76 JR東日本 運輸・旅行 50.0 76 日本生命 生命保険/医療保険 50.0 78 損保ジャパン 自動車保険 49.9 79 PayPayカード クレジットカード 49.5 79 バッファロー プリンター・パソコン周辺機器 49.5 81 アイリスオーヤマ 家電製品 49.1 82 三菱UFJニコス クレジットカード 48.8 82 ソニー 家電製品 48.8 84 JR西日本 運輸・旅行 48.7 84 JTB 運輸・旅行 48.7 84 アメリカン・エキスプレス クレジットカード 48.7 84 シャープ 家電製品 48.7 88 三井住友銀行 銀行 48.2 88 ブラザー工業 プリンター・パソコン周辺機器 48.2 88 ソニー デジタルカメラ 48.2 88 ソニー(wena) 時計・スマートウオッチ 48.2 92 LIXIL 住宅設備 48.1 93 三井住友カード クレジットカード 47.8 93 みずほ銀行 銀行 47.8 93 第一生命 生命保険/医療保険 47.8 96 エレコム プリンター・パソコン周辺機器 47.7 97 キヤノン プリンター・パソコン周辺機器 47.5 97 ダイソン 家電製品 47.5 99 大阪ガス 電力・ガス 47.4 100 セイコーウオッチ 時計・スマートウオッチ 47.2 101 シチズン 時計・スマートウオッチ 47.1 101 三菱電機 家電製品 47.1 103 ライフカード クレジットカード 47.0 103 カシオ 時計・スマートウオッチ 47.0 105 Apple 時計・スマートウオッチ 46.3 106 パナソニック デジタルカメラ 46.0 107 三井住友海上火災保険 自動車保険 45.9 108 バルミューダ 家電製品 45.8 109 関西電力 電力・ガス 45.4 110 アイ・オー・データ機器 プリンター・パソコン周辺機器 45.3 111 住友生命 生命保険/医療保険 45.2 112 フレッツ光(NTT西) インターネット接続サービス 44.8 113 VAIO パソコン 44.5 114 auひかり インターネット接続サービス 44.2 115 Garmin 時計・スマートウオッチ 43.8 116 パナソニック 住宅設備 43.6 117 富士フイルム デジタルカメラ 43.2 118 HIS 運輸・旅行 42.6 119 TOTO 住宅設備 42.4 120 リコー プリンター・パソコン周辺機器 42.3 121 Y!mobile 携帯電話会社 42.0 122 NEC(LAVIE) パソコン 41.9 123 U-NEXT 動画配信サービス 41.7 123 Apple パソコン 41.7 125 mineo 携帯電話会社 41.2 125 エプソンダイレクト パソコン 41.2 127 東芝 家電製品 40.8 128 オリコカード クレジットカード 40.6 129 Fitbit 時計・スマートウオッチ 40.4 130 au 携帯電話会社 40.1 131 UQ mobile 携帯電話会社 39.5 132 ドコモ光 インターネット接続サービス 38.6 133 SoftBank 携帯電話会社 38.4 134 日本HP プリンター・パソコン周辺機器 38.3 135 SoftBank 光 インターネット接続サービス 37.5 135 Acer(エイサー) パソコン 37.5 137 デル パソコン 37.3 138 日本HP パソコン 37.1 139 docomo 携帯電話会社 36.8 140 富士通(FMV) パソコン 36.6 141 Dynabook パソコン 34.9 142 東京電力 電力・ガス 34.3 143 楽天モバイル 携帯電話会社 34.1 144 パナソニック パソコン 33.6 145 フレッツ光(NTT東) インターネット接続サービス 33.1 146 NURO 光 インターネット接続サービス 32.7 147 レノボ パソコン 30.4 148 ASUS パソコン 29.5 149 ahamo 携帯電話会社 28.8 150 J:COM インターネット接続サービス 27.9
指標の算出方法
デジタルサポート評価指数
各社のデジタルメディア(公式サイト、公式アプリ、LINE公式アカウント)を通じたサポートについて、有用度及び問題解決率をアンケート調査に基づき算出し、おのおのの偏差値を平均したものをデジタルサポート評価指数とした。
デジタルサポート有用度
ユーザーがデジタルサポートを5段階で評価した結果に下記のウェイトをかけて平均したものをデジタルサポート有用度とした。
評価項目とウェイト値は下記の通りである。
とても評価できる+1.5、まあ評価できる+1、どちらともいえない0、あまり評価できない-1、まったく評価できない-1.5
たとえば、回答者の100%が「とても評価できる」と回答した場合、評価指数は150ポイントとなる(理論上の最高スコア)。
デジタルサポート上での問題解決率
各社のデジタルサポートを利用して、問題解決できた割合を平均したものをデジタルサポート問題解決率とした。
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