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Brand Strategy journal ブランド戦略通信

BtoBサイト調査結果分析2017

第4回:企業のWebサイトの印象

最も多かったのは「製品・サービスの特徴を理解しやすい」

図1は企業のWebサイトのアクセス者にサイトを閲覧してどのような印象を持ったかについて質問した回答結果である。最も回答者の割合が高かったのは「製品・サービスの特徴を理解しやすい」(38.6%)であった。

サイトの印象(2017年、複数回答)製品・サービスの特徴を理解しやすい 38.6%、用途・メリットを理解しやすい 20.2%、目的の情報が探しやすい 11.3%、競合他社と比較して優位性が分かりやすい 10.8%、サポート情報がわかりやすい 10.1%、導入・プロジェクト事例が充実している 10.0%、導入した際の費用感がイメージできる 7.6%、企業の信頼性が伝わる 7.5%、問合せ先がわかりやすい 6.6%、業界の最新情報やお役立ち情報が充実している 4.3%、検索ツールが使いやすい 4.3%

次いで「用途・メリットを理解しやすい」(20.2%)、「目的の情報が探しやすい」(11.3%)、「競合と比較して優位性が分かりやすい」(10.8%)と続く。サイトの印象は各情報の利用度とも関係してくる。利用が多いからこそ、満足すれば印象に残るといえるだろう。上位にある製品・サービスの特徴を理解しやすい、用途メリットを理解しやすい、競合と比較して優位性が分かりやすいというのは、第3回で最も利用が多かった製品・サービスの情報において、ユーザーが印象に残りやすい、ユーザーが求めているポイントであると考えることもできる。サイト改善の際にはこれらのポイントを意識するとことが重要であるといえるだろう。

しかし、これらのポイントを満たした情報を掲載しても、ユーザーが目的の情報にたどりつけなくては意味がない。「目的の情報が探しやすい」が印象として上位にあるのも、情報の探しやすさをユーザーが求めているため、満足すると印象に残りやすいということである。

次いで「サポート情報がわかりやすい」(10.1%)、「導入・プロジェクト事例が充実している」(10.0%)と続く。第3回で製品・サービス情報の次に利用されていた製品・サービスを理解、利用するための情報についても、充実させていくことが必要ということであろう。

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