図1はBtoBサイトユーザーのアクセス目的の平均を示したものである。
最も多いのは「製品・サービスの詳細情報を調べる」(47.9%)である。およそ半数がこのような目的で来訪している。
次いで「製品・サービスの購入を検討する」(31.1%)が多い。
このように、BtoBユーザーには製品・サービスの詳細を知り購入検討を行うという一連の流れがあることを踏まえ、企業側はそこに発生する情報ニーズを十分意識する必要がある。
三番目に多いのは「業務に必要な知識を得る」(30.4%)である。
さて、どのようなアクセス目的のユーザーが多いかは製品・サービスによって異なる。
「製品・サービスの購入を検討する」はオフィス機器のユーザーで最も多い(図2)。
「購入した製品・サービスについて調べる」はFA(制御機器等)、次いでソフトウエア・ミドルウエア、通信・ネットワークのユーザーに多い。
また、「業務に必要な知識を得る」が多いのは医療用医薬品の分野である。逆に、「製品・サービスの購入を検討する」は医療用医薬品が最も少ない。
このようにアクセス目的には各製品・サービスの特徴がよく表れている。
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