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Brand Strategy journal ブランド戦略通信

Web Equity調査結果分析2015

第5回:購入時参考情報におけるWebサイトの位置付け

図表は消費者が当該企業の商品を購入するときに参考にした情報を複数回答で選んでもらった結果である。

店頭・店員42.8%,テレビ番組・CM26.2%,当企業の公式サイトや公式アカウント15.6%,価格・商品比較サイト9.1%,販売店のウェブサイト8.9%,新聞記事・広告8.3%,雑誌記事・広告7.4%,その他のウェブサイト4.7%,競合他社の公式サイトや公式アカウント4.5%,掲示板やブログ・SNS・ツイッター等3.9%,その他13.4%

【図1】購入時に利用した情報(ベース:購入者、複数回答)

最も多くの回答があったのは「店頭・店員」、ついで回答が多かったのは「テレビ番組・CM」であった。また、「当企業の公式サイト・公式アカウント」は上位2つの情報媒体からやや離れた位置で3番目であった。

消費者の情報接触の流れとして、テレビで認知し、Webサイトで詳細を調べ、店頭に行く、というものが想定される。

しかし、このようなステップを踏んだ消費者もいるが、実際にはテレビ→店頭、あるいはいきなり店頭で購入した、というユーザーの方がむしろ多いであろうということがこのデータから推測される。

このようなことは企業が実感として持っているもので、ゆえに店頭販促やマス広告には大きなエネルギーが投入されることは購入者の情報接触状況から理解できることである。もっとも、Webサイトは接触者の数はこれら2つの媒体より小さいものの、極端に小さいわけではない。しかし、企業が投入する予算は店頭販促やテレビCMをはるかに下回っているのが現状である。このような状況はしだいに是正されていくものと考えられ、引き続き緩慢ながら変化は進んで行くものと考えられる。

参考

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