最も多いのは「カタログ・パンフレットを見て」
図1は企業のWebサイトのアクセス者に、サイトにアクセスしたきっかけについて質問した回答結果である。最も回答者の割合が高かったのは「カタログ・パンフレットを見て」(29.6%)であった。
次いで「業界サイト・専門サイトの情報を見て」(27.7%)、「営業を受けた/営業担当者の紹介で」(15.3%)であった。
Webサイトは動画での説明などWebサイトだからこそできるコンテンツの掲載だけなく、情報掲載量に制限のあるカタログ・パンフレットや時間的に制約のある営業員の補強的な役割も担えるといえる。カタログ・パンフレットや営業員から企業のWebサイトへのアクセスを促すことで、製品・サービスに対するユーザーの理解を深めることも可能であろう。そのためWebサイト、カタログ・パンフレット、営業員と情報源を区分けして考える、または一つの情報源で情報を完結させようと考えるよりは、企業からの情報という視点で3つの情報源の各々の利点を考え、組み合わせて活用していくことが効果的といえるだろう。
2位の業界サイト・専門サイト、また「ニュースサイトを見て」(10.8%)など他のWebサイトをきっかけに企業Webサイトにアクセスすることも多い。これら他のWebサイトをどうすれば活用できるかを考え、企業Webサイトへのアクセスにつなげていく施策の検討も必要であろう。
調査の詳細はこちら
ランキングはこちら
印刷する