BtoB企業では、最終的には顧客との直接のやり取りで受注する場合が多いため、売上に対してWebサイトの効果は非常に見えづらくなっています。
しかも、BtoCサイトと比べてBtoBサイトのアクセス規模はかなり小さいため、どうしてもWebサイトの重要性を認識しにくい状況にあります。
しかし、業界によっては市場規模ではBtoBの方がBtoCをはるかに上回る場合が少なくありません。たとえば、2009年の電気機械の生産額約20兆円に対し、民生用の電気機械器具および電子機械器具の約3兆円を除いたものは17兆円と、全体のおよそ84%を占めます*。
しかも、一般にBtoBサイトはターゲットのアクセス率や購入率がBtoCサイトを大きく上回ります。BtoB企業こそ効果的かつ効率的なマーケティングおよび営業支援のツールとして、Webサイトの有効活用が求められているといえるでしょう。
*出所:経済産業省「機械統計年報」2009年