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Brand Strategy journal ブランド戦略通信

Mobile Equity調査結果分析2010

第6回:アクセス時のユーザー行動

アクセス時のユーザー行動として最も多いのは「PCサイトで詳細を調べる」といいうものである。

多くのユーザーは、モバイルサイトでいち早く情報を入手し、詳細情報は多くの情報を処理するのに適したPCを利用している。このようなユーザー行動を理解すれば、モバイルサイトとPCサイトを補完的に運用することのメリットがよくわかるだろう。

ユーザー行動としてはキャンペーンなども多い。

一方、事業貢献度を見る上では「商品認知」につながったかどうかと、購入率(アクセス者に占める商品購入者の割合)がどうであったかは外すことができない重要な視点である。図にはアクセスからユーザー行動までの流れが全調査対象サイトの平均で示してある。このような一連の流れを自社に即して仔細に検討することによって、より企業価値に貢献するモバイルサイトにするにはどうすべきか、方向性を打ち出すことができるだろう。

アクセス時の行動:商品認知16.8%、PCサイトで詳細を調べる21.7%、カタログ・雑誌で詳細を調べる5.4%、会員登録・メルマガ登録8.1%、キャンペーン応募15.4%、資料請求・問い合わせ3.9%、店舗・展示場へ行く5.5%、サポート問い合わせ1.7%、採用エントリー・問い合わせ1.1%、商品購入9.0%、サイトや商品いついて話題にする2.3%

【図1】モバイルサイトユーザーの行動プロセス(全体平均)(2010年)

参考

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