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Brand Strategy journal ブランド戦略通信

企業情報サイト調査結果分析2014

第1回:企業情報の情報源としての企業サイトの位置付け

企業Webサイトが新聞に接近

「企業情報について、あなたが信頼できると思う情報源をお答えください(複数回答)。」という形式の質問で、最も回答者の割合が高かったのは新聞だが、その割合は前年の64.4%から63.6%へとわずかだが減少している。次いで企業Webサイトの割合が高いが、その割合は前年58.9%から61.7%へとわずかだが増加している。その結果、新聞63.6%に対し企業Webサイト61.7%と、両者の差は非常に小さいものとなった。さらにこれらにテレビ(48.8%)、ニュースサイトやポータルサイト(43.8%)が続くが、新聞や企業Webサイトに対して割合はかなり小さいものとなっている。

2014年、2013年の順、複数回答、%、 新聞 63.6, 64.4, 企業のWebサイト 61.7, 58.9, テレビ 48.8, 46.4, ニュースサイト/ポータルサイト 43.8, 41.8, ブログ/掲示板/SNS/ツイッター 14.6, 12.6 ,その他 7.9, 7.4, あてはまるものはない 7.7, 8.5

【図1】ユーザーが信頼する企業情報の情報源(2014年)

かつて、信頼できる情報源としての新聞の位置付けはゆるぎないものであるように見えたが、現実にはきわめて緩慢としたペースではあるがその地位は低下している。一方、企業が公式に提供する企業Webサイトに対する信頼感は、こちらもきわめてゆっくりとではあるが、上昇している。

これには世代による違いという要素が非常に大きく働いている。そこで、次回はこの点についてより詳しく検討したい。

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