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企業情報サイト調査結果分析2008

企業情報サイト調査2008結果分析 第4回:動画に対するニーズ

動画を用いた企業情報に興味がある人は全体の40%

【図表1】動画に対するニーズ

【図表1】動画に対するニーズ

今回のスポット的な調査事項として、動画を用いた企業情報コンテンツに対するユーザーニーズを調査した。

閲覧経験者のうち今後も興味がある人が全体に占める割合は20%だった。

一方、閲覧経験はないが動画に興味がある人は20%いた。

一つには、閲覧経験の有無を問わず今後興味がある人は40%とある程度の割合で存在するという見方ができなくはない。

もっとも、興味の有無を尋ねられて「ある」と回答した人が実際に行動に移すとは限らない。実際の行動者は40%よりはかなり割り引いて見たほうが良さそうである。

再視聴意向が低く、費用対効果を考えると慎重な対応が必要

過去の閲覧経験者の割合は決して少なくなく、動画を見たことがある人は60%近くを占めた。

しかし、そのうち今後も見たいという人は20%に過ぎない。残り40%近くは「興味がない」と答えている。再視聴意向率は3分の1程度であり、これは低いといわざるを得ない。

単に興味があるだけで見たことがない人を無視しても動画が届きそうな対象は企業情報サイトユーザーのうち20%いるので、これをそれなりの割合と見て取り組むという考えはあるであろいう。しかし、再視聴意向の低さと、動画は静止画と比べてコストがかかるという点を考慮すると、動画を制作するにしてもコンテンツを厳選して行った方がよさそうである。

注:単数回答、12,600サンプルの回答平均

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