ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

Web Equity調査結果分析2007

WebEquity2007結果分析 第3回:自動車業界のWebサイト

Webサイトの事業貢献度

【表1】Webサイトの事業貢献度

右表のように、自動車各社のWebサイトの事業貢献度(Webサイト価値)は非常に高く、内訳を見ると売上面(売上価値)でも、ブランド面(情報価値)でも貢献度が高い。

各社のWebサイト

一般消費者に占める各行動者の割合

【図1】一般消費者に占める各行動者の割合

図1は、自動車業界Webサイト価値上位3社のサイトアクセスから購入に至る行動推移を示したものである。

トヨタは各項目とも3社中トップであり、特に再訪問意向、購入検討度は他社と比較し高い数値である。サイトcoでは商品情報がユーザーに高く評価されているが、各車種ごとに詳細な商品情報ページが設けられているなど、非常に緻密な構成となっている。自動車業界のサイトは各社とも商品情報のページを作りこんではいるが、トヨタの商品ページは、画像やフラッシュを効果的に使うことで、サイトを見ただけで商品のイメージが掴める作りとなっており、また車種ごとに「よくあるご質問」を設けるなどきめ細かいページ作りが成されていると言える。

日産のアクセス経験はホンダよりも高い数値となった。日産はメルマガやキャンペーンを積極的に活用し、非常に多くの集客に成功している。

ホンダはアクセスの点で、トヨタ、日産に及ばないが、購入検討から購入までの効率が良いことが伺える。ホンダのWebサイトは商品情報のみならず、商品以外の情報も評価されて役立ち度が高い。ホンダはコミュニティなどの周辺情報が充実しており、それによって集客から売上貢献までの道筋を作っているものと考えられる。

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