ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

企業情報サイト調査結果分析2015

第5回:トップページ評価と総合ランキングとの関係

「企業のイメージに合致する」と「企業側のメッセージが伝わる」が重要

前回は、企業情報サイトのトップページに対するユーザーの印象として、「何を扱っている企業かがわかりやすい」という回答が最も多かったことを紹介した。

今回は、トップページ評価の各項目と総合評価との相関について検討する。

グラフ(図表1)はトップページ評価の各項目を独立変数とし、総合評価(CCサイト指数)を従属変数とした重回帰分析の結果を示したものである。

標準偏回帰係数、「企業イメージに合致する」0.4856、「企業側メッセージが伝わる」0.4607、「何を扱っている企業かわかりやすい」0.1697、「各コンテンツが見つけやすい」0.1458

これを見ると、「企業イメージに合致する」との相関が最も高いことがわかる。

また、「企業側のメッセージが伝わる」がこれに次いで相関が高い項目であることがわかる。

このように、企業情報サイトのトップページは、企業イメージと合致するようにしつつ、その中に自社のメッセージが伝わるように構成することが望ましいようである。

ユーザーの回答率の大小だけでいえば「何を扱っている企業かがわかりやすい」が最も高い項目だが、この項目は総合評価との相関があまり高いとはいえない。何を扱っているかどうかはある意味前提条件であり、それだけではあまりサイト評価には大きな影響はないようである。むしろ、一歩進んだメッセージが伝わるかどうかが重要であると考えられる。

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