ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

企業情報サイト調査結果分析2013

第3回:企業情報サイトの閲覧状況

投資家の閲覧率が高いが一様ではない

企業情報サイトユーザーを投資家と非投資家にわけ、それぞれ企業別コンテンツ別に閲覧経験者の割合を把握し、全社平均を出した結果を示した。

回答者に占める閲覧経験者の割合(全社平均、%) 会社案内(投資家20.6,非投資家14.6) ニュースリリース(投資家18.1,非投資家9.6) 技術・品質情報(投資家13.2,非投資家7.7)(投資家,非投資家) CSR/環境への取組み(投資家16.2,非投資家13.1) IR(投資家向け情報)(投資家28.1,非投資家10.8) 経営理念/ビジョン(投資家12.8,非投資家9.5)

【図1】企業情報のコンテンツ別閲覧状況(2013年, 過去1年以内)

全体として投資家の方が非投資家より各コンテンツとも閲覧経験者の割合が高い。

特にIRでその傾向が強いのは、コンテンツの性質上、当然である。

しかし、IR以外のコンテンツもおおむね投資家の方がよく閲覧している。ここから、IR情報以外のコンテンツも投資家が閲覧するであろうことを念頭に置いて作成した方がよいことがわかる。また、投資家には見てもらいたいが狭義のIR情報の枠内に入れづらいコンテンツを企業情報の枠内で扱うことには一定の意義があると考えられる。

とはいえ、非投資家の中にもIR情報を閲覧している人がいる。さらに、CSR・環境情報や理念・ビジョンのように投資家と非投資家であまり違いが見られないコンテンツもある。

このように、企業情報の閲覧者には多様なプロフィールの人が含まれる。

この点を踏まえると、たとえば当企業がBtoB企業のようなスペシャリティの高い企業であっても、できるだけ多くの人がわかるような平易な内容のコンテンツを提供することがやはり望ましいと考えられる。

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