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Brand Strategy journal ブランド戦略通信

BtoBサイト調査2006

BtoBサイト調査2006 ねらいと背景

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ビジネス社会において、情報収集やコミュニケーション手段としてWebサイトは不可欠なものとなっています。その利用目的は、取引先の選定、技術情報の入手、製品情報の収集などさまざま。つまり、BtoB市場においてWebサイトをうまく活用することは、売り上げや利益率の向上のほか、ビジネスチャンスの拡大、CSの向上、ブランド力アップなどを推進することになります。 「BtoBサイト調査2006・ITサイト編」は、 「ビジネス向けITサイトをIT技術者が評価」 する調査として実施します。BtoBサイトを運営するIT企業にとって重要なステークホルダーである技術者や購買関与者が、実際に各サイトを閲覧してその有用性を評価します。 この調査の目的は、大きく分けて2つあります。1つは、BtoBサイトがどのように活用され、どのようなコンテンツが必要とされているかを調べることです。 もう1つの目的は、各社のBtoBサイトを実際に閲覧してもらって、各サイトを評価してもらうことです。評価するポイントは右表のとおりで、この中でアクセス経験、情報ニーズの充足度、再訪問意向の3つの結果をもとに「BtoBサイト指数」を算出し、 BtoBサイトのランキングを作成します。

BtoBサイト評価ランキング

【図2】BtoBサイト評価ランキング

2005年7月に発表した「BtoBサイト調査・ITサイト編」(調査実施時期は2005年5月、回収数10,146人)の結果によると、IT技術者が「役に立っている」と感じている情報源は、メディアの中では「業界・専門サイト」が69.6%、また企業が情報発信するツールでは「企業のWebサイト」が68.2%でいずれもWebサイトがトップになりました。このように、IT技術者にとってWebサイトは最も役に立つ情報源として位置付けられています。 BtoBサイト評価ランキングでは、165のビジネス向けITサイト(BtoBサイト)の中で最もIT技術者の評価が高かったのはマイクロソフト(法人向け総合)でした。2位はマイクロソフト(開発者の方へ)、3位がマイクロソフト(ITプロフェッショナルの方へ)とマイクロソフト社のWebサイトが上位を独占するという結果となりました。 4位はシマンテック(企業・官公庁のお客さま)、6位にトレンドマイクロ(法人様向け)と、ネットワークセキュリティ関連会社も高評価を得ました。上位10社のうち8社を外資系企業が占める結果となりました。 また、上位にランキングされたWebサイトは、「内容が信頼できる」、「仕事に役立つ」、「情報が新しい」、「情報が豊富である」という点で高く評価されていることがわかりました。これらのイメージ向上に力を注ぐことが、Webサイトの評価アップにつながるといえます。

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