ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

BtoBサイト調査結果分析2007

BtoBサイト調査2007結果分析 第1回:業務上の情報源におけるWebサイトの位置付け

これから5回にわたって、「BtoBサイト調査2007」(調査の詳細はこちら)によって得られた知見を紹介していきたい。

製品・サービス情報の入手経路

【図1】製品・サービス情報の入手経路(複数回答、%)

本調査は15の製品・サービス分野ごとに、BtoBサイトがどれだけターゲットにリーチし、ニーズを充足し、購入の検討や問い合わせに至らしめたかという営業補完状況を明確化し、これによってBtoBサイトの事業貢献度を明らかにしようとするものである。

調査は2007年4月19日から5月2日にかけてインターネット上のアンケートによって行った。調査依頼数は実に93万件に及ぶ大規模な調査である。調査対象サイトは15製品・サービスに関わる288サイトである。

グラフは調査対象者が仕事で利用する情報源をメディア別に示したものである。

最もよく利用するメディアは企業のWebサイトであり、実に62.1%の人が利用している。Webサイトとしては他に専門サイトや業界サイトもあるが、こちらは34.5%と、企業Webサイトの方がはるかによく利用されていることがわかる。

次いでよく利用するメディアはカタログ・パンフレットである。

しかし、企業のWebサイトの利便性が向上するに従って、次第にカタログが紙媒体で配られることが減り、オンラインカタログに置き換わっていくのではないか。

専門雑誌、営業員・技術員の説明、専門サイト・業界サイトがこれに次ぐが、専門的な情報の源としてこれら3つはほぼ同じ位置付けにある。

逆に、情報源として重視されないのはテレビ、ラジオなどのマス媒体である。専門新聞、研修・セミナーも少ないが、これは業界による違いが大きいであろう。

このように、BtoBのマーケティングやブランディングでは、BtoCとは異なり、テレビのようなマス媒体よりもWebサイトの重要性が極めて大きいといえる。

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