ニュースリリース

ロンドン五輪出場選手 ネット視聴率ランキング結果発表(2012年8月15日)

 株式会社日本ブランド戦略研究所(本社:東京都港区、代表者:榛沢明浩)は、ロンドン五輪期間中における出場選手のネット視聴者数ランキングを発表した。
 ランキングは日本ブランド戦略研究所の視聴率測定システム「Reach Next」を用い、五輪開催期間、出場選手についてのテーマ視聴率(※1)を測定し、推定視聴者数を算出することで行った。

福原愛、ネット視聴率でも大金星!

  ロンドン五輪期間中オンライン上で最も見られていたのは、卓球男女個人&団体を通じて日本初のメダル獲得に貢献した福原愛で、推定視聴者数は237万5千人だった。五輪三度目の挑戦で悲願の銀メダル奪取を果たした「天才卓球少女」がネット上でも大きな存在感を発揮した。
 以下、2位は女子200m平泳ぎの銀メダルのほか、100m平泳ぎ、400mメドレーリレーで銅メダルを獲得した鈴木聡美(180万4千人)、3位は体操個人・団体で金、銀メダルを獲得した内村航平(169万8千人)となった。

ロンドン五輪出場選手 ネット視聴率ランキング

順位選手名競技推定視聴者数
1福原愛卓球237万5千人
2鈴木聡美水泳180万4千人
3内村航平体操169万8千人
4北島 康介水泳150万5千人
5吉田麻也サッカー138万9千人
6田中理恵体操137万5千人
7松本薫柔道133万9千人
8石川佳純卓球130万9千人
9海老沼匡柔道120万6千人
10吉田沙保里レスリング116万1千人

(※1)「テーマ視聴率」とは…キーワードを元に対象ページを抽出し、得られたURLの集合に対する視聴率を測定するタイプの視聴率です。

メダリストの瞬間視聴率ベスト5

 Reach Nextで得られた調査結果からメダリストたちの日別のオンライン視聴率(視聴者数)を調べた。視聴率ベスト5は以下の通りとなった。

順位選手名競技メダル獲得日視聴率の測定日視聴者数
1位福原愛卓球8月7日8月8日102万人
2位海老沼匡柔道7月29日7月30日96万7千人
3位鈴木聡美水泳8月2日8月3日89万4千人
4位松本薫柔道7月30日7月31日62万9千人
5位内村航平体操8月1日8月2日60万3千人

 上表の通り、各選手ともメダル獲得の翌日の視聴率が高い。福原愛選手は1日で100万人超、5位の内村航平選手も60万人以上に視聴されており、多くの人がメダリストに関連したサイトを閲覧したことが分かる。
 ここからは、ベスト5の中でも五輪期間中の視聴率が高かった福原愛選手と内村航平選手のデータを詳しく見ることで視聴率が高かった選手の特徴を探っていく。

五輪開催期間中は常に閲覧者あり

 下図は福原選手と内村選手の日別の視聴者数と累積視聴者数(複数回閲覧している人は一人と数える)を示すグラフである。

 福原選手はメダル確定となった8月6日に一度視聴者数が伸び、銀メダルが決まった翌日8月8日にさらに視聴者数を伸ばしている。内村選手も同様にメダル獲得の翌日に当たる7月31日と8月2日の2度に渡り視聴者数の山が来ている。
 両選手の視聴率を見て言えることは、メダル獲得の前後も視聴者がいるということ、そしてメダル獲得後の累積視聴者数があまり伸びていないことから新しい視聴者というより複数回に渡り各選手の関連サイトを閲覧している人がいると思われることである。

何度も閲覧するファンがいる

 両選手の関連サイトを何度も閲覧している「ファン」の存在は視聴回数から確かめることができる。以下は調査期間内の視聴回数を示す表である。

(注)単位は千人

1回2回3回4回5回6回7回8回9回10回
福原愛1,936 3446421611010
内村航平1,433 203468341101

 1人の人が1日に複数回閲覧した場合でもアクセス回数は1回と数えるため、ここでいう視聴回数は1人当たりの視聴日数を示すものとなる。両選手とも視聴回数4回以上の人が1万人を超えており、メダル確定やメダル獲得時以外でも関連サイトを閲覧している、つまり両選手ともファンが多いということが分かる。

視聴率が高いもう一つの理由

 両選手の視聴率がメダル確定前からメダル獲得後も伸び続けている要因のひとつとして新しい関連サイトが作成され続けていることが考えられる。Reach NextではURL別の日別視聴者数を知ることができるため、その日初めて閲覧されたURLを知ることができる。新たに閲覧されたページがたくさんあるということは、それだけ新しい関連サイトが作成されているということを意味する。

 福原選手と内村選手の日別新規閲覧ページ数を見ると、メダル確定、メダル獲得以外の日でも新しいページが閲覧されていることが分かる。内村選手はメダル獲得のときのページ数が特に多いだけでなく、その後も多くのページが新たに閲覧されており、これはニュースのリンクやブログなど派生してできた新しいウェブサイトが多いことを示している。


 以上より、視聴率が高い選手の特徴として、「メダル獲得以外の日でも閲覧がある」、「派生して新たなページができている」、「何度も閲覧するファンを持っている」の3つがあると言えるのではないかと考えられる。

調査概要

・ 測定時期:2012年7月27日~8月13日
・ 測定方法:視聴率測定システム「Reach Next」のテーマ視聴率測定機能を利用

Reach Nextとは

・ 特定のワードに対するURLや、指定したURLの集合に対する視聴率を計測し、オンライン上のコミュニケーション活動の成果を評価するためのツールです。
・ ネット視聴率測定システム「Reach Next」の詳細はこちらから

印刷する 印刷する