ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

Web Equity調査結果分析2013

第4回:サイトイメージとアクセス後購入率

アドテクノロジーの隆盛とともに、より効率よく広告ターゲットにインターネット広告配信ができるようになっている。

だからといって、コンテンツの重要性が低下するということは決してない。アクセスを呼び込み、購入にまで至らしめるためには、ユーザーを迎える企業サイトにおいて良質なコンテンツを提供し続けることが重要である。

グラフは耐久消費財において、ユーザーが接触後にどのような印象を抱いたかを把握し、いくつかあるイメージ項目の中から「商品選択の役に立った」という項目を選び、それとアクセス後購入率との関係を見たものである。

ユーザーのサイト評価として「商品選択の役に立った」と回答した人の割合とアクセス後購入率との間には決定係数0.7866の高い相関関係がある。

【図1】耐久消費財におけるユーザーのサイト評価とアクセス後購入率との関係(2013年)

グラフに端的に表れているように、両者の間には高い相関関係がある。

もし、商品を選択するために十分な情報が得られなかったらどうなるか。

一つはサイト関与率(商品購入に際しての当企業の有用度)に対する口コミ関与度(商品購入に際して口コミの口コミの有用度)の大きさとして現れることがある。商品そのものには興味があるが当企業のWebサイトのコンテンツは乏しければ、ユーザーは口コミを頼りにせざるを得ない。商品ジャンルごとの口コミの役割は異なるが、実際のサイト関与率は個々の企業の間で大きな開きがある。概してユーザー評価の高いサイトはサイト関与率が高く、低い場合はその逆である。

商品選択のために有益であるとは何かを、当該商品やユーザーニーズを踏まえて考察することが重要である。

参考

印刷する 印刷する