ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

Reach Next分析事例

第2回: 購入時のウェブサイトの利用

何かを購入しようとするときウェブサイトで情報を得ることがあります。高価なものであれば下調べは特に重要ですよね。

ウェブサイトでどのような下調べをしているのでしょうか。

自動車会社を例に取り、店舗検索や試乗予約など購入につながるページの視聴率を調べることで、ウェブサイト上でどのような行動をしているのかを見ていきましょう。

視聴率調査概要

  • 調査目的:自動車メーカー3社の全体のウェブサイトと店舗検索や試乗予約など購入につながるページの視聴率を調べる
  • 調査期間:7月25日~8月11日

調査結果

各社のウェブサイトに占める各ページの視聴率(視聴者数)の割合(3社平均),見積りシミュレーション9.3%, 店舗検索2.3%,ユーザーボイス2.2%,試乗予約1.7%

この結果を見ると、ウェブサイトの訪問者の約10%が見積りシミュレーションを行っていることがわかります。どのメーカーのウェブサイトでも購入を考えている場合は、まず見積りシミュレーションを行っていると言えるでしょう。見積りシミュレーションを行い価格のイメージがつかめたら、その車種に乗っている人の話が気になったり、店員さんに直接話を聞きたい、試乗したいと思いますよね。それが視聴率に表れています。見積りシミュレーションの次に視聴率が高いのは、店舗検索、ユーザーボイス、試乗予約、展示・試乗車検索となっています。このように視聴率を見ることで、ウェブサイト上での人の動きを理解することができます。

ちなみにどんな車種が見積りシミュレーションをよくされているのか、A社について調べてみました。

見積りシミュレーション全体に占める 各車種の見積りシミュレーションの視聴率(視聴者数)の割合,製品N31%(1位),製品S21%,製品j,製品E8%

上図は見積りシミュレーションの視聴率の内訳を示しています。調査時期や調査期間によって異なってきますが、この調査を行った期間では製品Nと製品Sの視聴率が特に高く、この2製品で見積りシミュレーション全体の50%を超えています。この時期はこの2つの製品への注目が高まっていたことがわかります。

他社の購入につながるページの視聴率を調べることで、ウェブサイト訪問者がどのような動きをしているのか、またどの製品に注目が集まっているのかを把握することができます。ウェブサイト訪問者の動きを知ることで、サイトや広告の見直しの参考にするのはいかがでしょう。

*注:Reach Nextは任意のキーワードによる検索結果、任意に設定したURLの視聴率を調べるシステムのため、設定したキーワード、URL、また調査期間によって結果が異なります。このコラムはあくまでも弊社が設定した調査の結果に基づくものであることをご了承ください。

参考

  • ネット視聴率測定システム「Reach Next」の詳細はこちら
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