ブランド戦略通信

Mobile Equity調査結果分析2010

第4回:アクセス場所

モバイルサイトという言葉から想像されるアクセス場所は外出先や移動中などである。

しかし、実際には自宅からのアクセスが多い。

アクセス場所の傾向は業種によって異なる。外食などでは外出先や移動中のアクセスの比率が他の業種より高いが、それでも自宅からのアクセスが最も多いことには変わりない。

これは、外出中だけでなく自宅にいるときも携帯端末はすぐ身近にある人が多いということを反映していると思われる。これに対し、PCの場合は、自宅での状況にもよるが、わざわざ設置してある場所に移動して、しばらく立ち上がるまで待ってからアクセスしなければならないので、携帯端末のような手軽さはない。

外出先で利用できるのはモバイルの強みだが、利用状況はそこに限定されるわけではない。むしろ利用に際して場所や時間の制約を受けにくいことがより本来的なユーザーにとってのメリットである。企業側はこの点に留意してモバイルサイトを運用することが重要である。

自宅71.8%、職場16.3%、移動中14.9%、外出先13.7%、いずれもアクセス者に占める割合(複数回答)

【図1】モバイルサイトへのアクセス場所(全体平均)(2010年)

参考

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