ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

Mobile Equity調査結果分析2010

第2回:アクセスのきっかけ

「Mobile Equity 2010」はモバイルとPCのサイトをどう補完あるいは棲み分けさせるべきかを知るため、モバイルとPCの両方の手段でインターネットにアクセスできる人を対象に調査を行った。

そこから、その企業のPCサイトを見たことがアクセスのきっかけになっている人が非常に多いことが明らかとなった(図1)。

「その企業のPCサイトを見て」26.7%、「テレビCMを見て」10.0%、「モバイルサイトの広告を見て」9.8%、「新聞・雑誌の広告を見て」9.1%、「購入した商品のパッケージを見て」8.1%、「店頭の紹介を見て」5.3%、「屋外広告(交通広告など)を見て」4.4%、「ブログやSNSを見て」2.5%、「Twitterなどのミニブログを見て」0.8%、いずれもアクセス者に占める割合(複数回答)

【図1】モバイルサイトへのアクセスきっかけ(全体平均)(2010年)

PCサイトでモバイルサイトの告知を行う企業の中には、固有のQRコードを割り当てて効果を測定しようとするところがある。しかし、思いのほか誘導数が少なく、その結果「PCからの誘導は効果がない」という結論を出しているケースもあるようである。

しかし、ユーザーは必ずしもPCサイト閲覧と同時にモバイルサイトにアクセスしているとは限らない。むしろ、PCサイトの告知が印象として残り、その後のアクセスに結びついているユーザーが多いのではないかと考えられる。

このような場合のQRコードは、一目でモバイルサイトの存在を認識させる効果的なビジュアルとして機能していると考えられる。

参考

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