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【第4回】Car Brands 2010 in China 分析コラム-情緒的イメージ評価

自動車の情緒的イメージ -日本車はマツダ、トヨタ(レクサス)が高い

※本調査評価指標の算出方法はこちら [1]をご参照下さい。

下記は、メーカー別の情緒的価値評価(自分の価値観やセンスに合っているかどうか)をスコアの高い順にランキングした表である。

ベスト3にはBMW、アウディ、ベンツといったドイツ高級カーメーカーが並び、数値も各メーカーの中で突出して高い。

機能的価値では1位だったBMWに対し、アウディは情緒的価値でトップとなった。

日本メーカーでは、マツダが55.6Ptで4位、トヨタ自動車(レクサス)が9位にランクインしている。

【図1】メーカー別情緒的価値評価
順位ブランド名国名情緒的価値評価スコア
(Pt)
1アウディドイツ72.6
2BMWドイツ69.1
3ベンツドイツ67.8
4マツダ日本55.6
5シトロエンフランス54.9
6プジョーフランス54.8
7ボルボスウェーデン54.7
8GMアメリカ54.2
9トヨタ自動車(レクサス)日本52.7
10フォルクスワーゲンドイツ52.5
11スバル日本51.3
13ホンダ日本50.1
14トヨタ自動車(レクサス以外)日本49.9
17日産日本48.8
20三菱自動車日本46.7
26スズキ日本35.2

*メーカー別の数値は、メーカー別の平均値

**順位は29メーカー中のもの

情緒的価値の詳細イメージについて見ると、アウディは「高級感がある」「先進的である」「人気がある」などで日本メーカーより高い評価となっている(図2)。(なお、情緒的価値評価で2位のBMW、3位のベンツともアウディと同様の評価傾向だった。)

日本メーカーは、トヨタ自動車(レクサス)がアウディに近い評価傾向となっており、アウディには及ばないものの「高級感」「先進的」などの項目で高い評価を得た。また、スバルは日本メーカーの中では「先進的」「個性的」であると評されているようだ。

日本メーカーの情緒的イメージ詳細

【図2】日本メーカーの情緒的イメージ詳細

*車種別の情緒的価値評価スコアはこちら [2]よりご覧になれます

調査の詳細

Car Brands 2010 in Chinaの詳細は こちら [3]