ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

企業情報サイト調査結果分析2014

第3回:重視される企業情報

経営理念は重要

企業情報サイトユーザーに対して「あなたが企業を理解するために重要と思う企業情報をお選びください(複数回答)。」という質問を行ったところ、最も回答者が多かったのは「会社案内」(67.9%)であった。企業情報サイトユーザーにとって会社案内は当企業を理解するために最も基本的な情報と認識されているようである。

(回答者の割合、複数回答)会社案内67.9%,経営理念49.9%,技術情報45.7%,IR(投資家向け情報)45.2%,品質への取組み41.8%,安全・安心への取組み38.9%,ニュースリリース/プレスリリース38.4%,研究開発37.2%,CSR(企業の社会的責任)33.7%,環境への取組み31.8%,社会貢献活動30.6%,お客様の声への取組み28.3%,企業の沿革27.9%,使いやすい製品作りへの取組み25.6%,商品の由来や歴史25.0%,CM・企業広告17.7%,工場見学15.6%,デザインに関する情報12.9%,子供(キッズ)向け情報6.5%,その他4.7%

【図1】ユーザーが重視する企業情報

二番目は「経営理念」である。経営理念はここ数年、企業情報サイトユーザーが重視する情報として、会社案内に次ぐ位置を確保している。理念に賛同して株式を長期的に保有する投資家、入社を希望する学生や中途採用応募者、その他多くのステークホルダーにとって、経営理念は当企業を深く理解するうえできわめて大切なものと位置付けられている状況がうかがえる。

続いて「技術情報」を選ぶ人が多い。企業情報としての技術情報は、技術者が製品開発などに役立てるような専門家向けの情報とは異なり、企業が取り組む技術の紹介をしながら、その企業が技術に対してどのような姿勢で取り組んでいるかを示すという側面が強い。
四番目は「IR(投資家向け)情報」である。

詳しくは次回に譲るが、これらのコンテンツの中には必ずしも閲覧数が多いわけではないものが含まれている。しかし、ユーザーの意識の中では、これらは企業理解を促進するためのきわめて重要なコンテンツと位置付けられていることがわかる。

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