ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

企業情報サイト調査結果分析2012

第4回:CCサイト指数の内訳

CCサイト指数はコンテンツ評価指数の単純平均

ランキングを行うための総合評価指数の「CCサイト指数」は、6つのコンテンツそれぞれについて「コンテンツ評価指数」を算出し、それらの単純平均で算出したものである。

また、コンテンツ評価指数の算出方法はコンテンツによらず、同一である。

このように、6つのコンテンツには特に重みはつけられておらず、総合評価上は等しい重みを持つものとして取り扱われている。

ランキング上位のためには各コンテンツで満遍なく高い評価が必要

もっとも、6コンテンツの評価結果そのものが同じではないため、結果的に総合評価に影響度が高いコンテンツとその逆のコンテンツが生じることになる。総合評価に影響度が高いコンテンツとはコンテンツ評価指数の平均が高いものである。影響度が低いコンテンツはその逆だ。

グラフはCCサイト指数を100としたとき、その中に含まれる6つのコンテンツ評価スコアの割合を示したものである。

会社案内16%,ニュースリリース15%,技術・品質・安全・安心14%,CSR・環境への取り組み19%,IR情報19%,理念・ビジョン17%

【図1】CCサイト指数に占めるコンテンツ評価I指数の構成(2012年)

これを見ると、「IR情報」と「CSR・環境への取り組み」がそれぞれ19%で最もウエイトが高い。逆に、「技術・品質・安全・安心」は14%で、最もウエイトが低い。

とはいえ、ウエイトの差は小さく、特定のコンテンツの評価が極端に低い場合はランキング上位に入ることはきわめて困難な状況になる。

仮に「技術・品質・安全・安心」以外の5コンテンツがそれぞれ252社の中で最高点を獲得したとしても、「技術・品質・安全・安心」が最低点(すなわち、全員が「とても悪い」と回答)だった場合、順位は全252社中、200位前後にしかならない。

実際にはこのような極端なことはめったにないが、6コンテンツにわたり満遍なく良い評価を得ることがランキング上位になるための重要な要件である。しかし、ランキング以前の問題として、多くの方に様々な角度から自社のことをよく理解していただくという企業情報サイト本来の役割が果たせるようコンテンツを整備することがきわめて重要である。

印刷する 印刷する