ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

企業情報サイト調査結果分析2011

第6回: 企業情報サイトの閲覧効果

企業情報サイト閲覧後に企業信頼度は上昇

本調査では、企業情報サイトを閲覧する前に、あらかじめ被験者の方々に各社の企業信頼度を尋ねている(閲覧前の企業信頼度)。さらに、評価対象企業のコンテンツを一通り閲覧してもらった後で、改めて企業信頼度を尋ねている(閲覧後の企業信頼度)。

閲覧前の企業信頼度の平均は68.9ポイント、これに対し、閲覧後の企業信頼度の平均は78.3ポイントであるから、閲覧前後で企業信頼度は9.3ポイント(四捨五入による端数あり)の上昇が観察されたことになる(グラフ参照)。

閲覧前の企業信頼度68.9ポイント,閲覧後の企業信頼度78.3ポイント, 閲覧後に9.3ポイント上昇

【図1】サイト閲覧による企業信頼度の変化(251サイト平均)

このように、企業情報サイト閲覧によって、一般的に企業信頼度が上昇する効果が認められるが、この結果は企業情報サイトの目的に合致したものと言えよう。

認知度が低い企業に大きなチャンス

さて、閲覧前の企業信頼度が低い企業は閲覧後に大きく企業信頼度が上昇しやすい。

そして、閲覧前の企業信頼度が低い企業とは認知度が低い企業である。

典型的なものはBtoB企業である。狭い業界の中では有力企業であっても、一般的な知名度がなければ閲覧前の企業信頼度は低くなってしまう。しかし、企業情報サイトを閲覧することによって、いかにその企業が有力な存在であるかを再認識することができる。

閲覧前の企業イメージが悪い企業も同様である。さまざまな先入観によってイメージが悪い場合、その企業の詳しい情報に触れることは偏った知識を補正し、認識を新たにするよい機会となる。

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