ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

企業情報サイト調査結果分析2009

第4回:CCサイト指数(総合評価指標)の分布状況

各社の取り組みを反映して上昇するユーザー評価

グラフは本調査でランキングに用いるユーザー評価の総合指標、CCサイト指数の分布状況を示したものである。

【図4】CCサイト指数の分布状況

【図4】CCサイト指数の分布状況

横軸はスコアを10ポイント刻みに区切ったもので、縦軸はそれぞれの幅に該当する企業数を示したヒストグラムとなっている。

2008年度調査では最頻値は60~70ポイントにあったことが示されている。

それが2009年度調査では最頻値の位置が70~80ポイントへと移動したことがわかる。また、グラフの形状としても、全体的に右側すなわちスコアとしては上方へと移動していることがわかる。しかも最頻値のゾーンに属する企業数が増加している。

さらに、2008年調査の全企業のCCサイト指数平均は61.8ポイントであった。それが2009年調査では67.9ポイントへと上昇している。

このような動きが見られた背景には、各社の取り組みによって企業情報サイトが充実し、それがユーザー評価となって表れたことが挙げられる。

実際、ランキングの上位には、2007年調査と2008年調査の間にニューアルを行ったサントリー、2008年調査と2009年調査の間にリニューアルを行ったTOTOなど、最近になってリニューアルないし大幅なコンテンツ強化を行った企業の名前が多く見られる。

このような各社の取り組みを反映して全体的にユーザー評価が上昇する一方で、あまり前年から企業情報サイトに変化が見られないところもある。このような企業のスコア、すなわち絶対評価は基本的に前回同様となっている場合が多い。しかし、各社の取り組みとスコア分布の変化を反映して、相対評価であるランキングは下がってしまうケースが少なからず見られた。

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