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Brand Strategy journal ブランド戦略通信

BtoBサイト調査結果分析2014

第1回:業務上の情報源における企業サイトの位置付け

グラフはBtoBユーザーがふだん、仕事で参考にしている情報源を示したものである(図1)。

仕事上の製品・サービスの情報源(2013-14年),企業のWebサイト(PC)54.2%,54.4%,カタログ・パンフレット42.2%,49.5%,営業員・技術員の説明36.3%,39.1%,業界サイトや専門サイト26.7%,38.6%,企業のWebサイト(スマートフォン・タブレット)24.6%,-(2013年未調査)テレビ・ラジオ23.9%,23.4%,専門雑誌22.7%,26.2%,展示会20.3%,18.8%,ニュースサイト20.1%,19.4%,研修・セミナー12.5%,16.2%,専門新聞8.9%,9.4%

【図1】仕事上の製品・サービスの情報源(2013-14年)

(回答者の割合、複数回答)

企業のウェブサイトを利用すると答えた人の割合が最も高く、54.2%を占める。また、昨年の54.4%と数値はほとんど変わらなかった。(ただし、これはPCユーザーの値で、PCまたはスマートフォン、タブレット端末のいずれかを合わせると65.7%となる。)

これに対して、営業員・技術員(49.5%→42.2%)、カタログ・パンフレット(39.1%→36.3%)、業界サイト・専門サイト(38.6%→26.7%)、はいずれも数値が下がった。

一つには、企業サイトが充実するにつれ、各種情報サイトで情報を探すよりも当企業サイトで信頼性の高い詳細情報を直接入手した方が効率的と考える人が増えているのではないかと推察される。

また、専門雑誌、専門新聞も減少傾向にある。

一方、展示会(18.8%→20.3%)は、数値は小さいながらわずかに上昇した。

なお、今回はスマートフォン・タブレットからの企業サイトの利用状況を尋ねた。割合は24.6%で、業界サイト・専門サイトに次ぐ値となった。

このように、BtoB顧客にとって、仕事上の情報源として、企業ウェブサイトの相対的な重要性はますます確固たるものになっているものと考えられる。

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