ブランド戦略通信 │トライベック・ブランド戦略研究所

BtoBサイト調査結果分析2010

第5回:BtoBサイトの売上貢献度

BtoBサイトの売上貢献度を示す重要指標は「サイト効果」である。

サイト効果は売上高のうち、何らかのサイトの影響があったと考えられるものの割合を示す。

サイト効果はサイト利用率とサイト関与率によって計算される。すなわち、

サイト効果(%)=サイト利用率(%)×サイト関与率(%)÷100

ここで、

サイト利用率(%)=購入検討状況のアクセス者/購入者×100

サイト関与率(%)=ウェブサイトから得た購入に必要な情報/購入者が購入検討時に参考にした情報×100

である。

2009年から2010年にかけてのBtoBのサイト効果平均は33.2%から33.8%への微増であった (図1)。

サイト利用率が減少した一方、サイト関与率は増加し、サイト効果は昨年よりわずかに大きくなった。

【図1】サイト効果の動向(2009-2010年)

BtoBのサイト効果はBtoCサイトより4倍近く高い。また、ここ3年間の動向を見ると、BtoCサイトのサイト効果は年によって上下しているのに対し、BtoBのサイト効果は一貫して増加している。(図2)

BtoCのサイト効果は年によって上下することがあるが、 BtoBはこれまでのところ一貫して増加傾向にある。

【図2】サイト効果の推移 BtoCとの比較(2008-2010年)

この、サイト効果を用いることによって、各社のサイトがどれだけの売上に関与したかを売上価値として計算することができる。

算出される結果はウェブサイト経由の売上ではないが、相当する金額がウェブサイトによって何らかの影響を受けていることを示すものとして、経営者がBtoBサイトの重要性を認識するためのインパクトのある数字となる。

参考

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